ゆうちょ銀行の口座間で送金するには、どうすればいい?
ゆうちょ銀行の口座から他の口座へ送金するには、「電信振替」が便利です。
「電信振替」は、インターネットの「ゆうちょダイレクト」でも可能ですが、ここでは、実店舗の「ゆうちょ銀行」や「郵便局」からの送金について説明します。
1.電信振替とは?
「電信振替」とは、ゆうちょ銀行の口座から別のゆうちょ口座へ振り替える(移し替える)ことで即時に送金する方法です。
よって、事前に、送り手の口座に送金額(+手数料)以上の金額を入金しておく必要があります。
ATMでは、払戻し上限額(設定値)まで電信振替で送金可能です。
ただし、「取引時確認」(※)が済んでいない口座の場合は、ATMからの送金額が10万円を超える電信振替は取り扱いできません。その場合は、窓口からの送金となります。
(※)取引時確認とは、住所、名前、生年月日が記載されている公的機関が発行した証明書類の提示、及び、取り引きを行う目的等を申告することを指します。
2.電信振替の手数料
「電信振替」の手数料は、「窓口扱い」と「ATM扱い」で異なります。
手数料は、「窓口扱い」だと146円、「ATM扱い」だと100円です。
従って、ATMから送金した方が手数料は安く済みます。
3.必要なもの
ATMから送金する場合は、ゆうちょ銀行の通帳またはキャッシュカードのどちらかがあればOKです。
但し、窓口から送金する場合は、通帳とキャッシュカードの両方を持っていった方がスムーズに進みます。
4.電信振替の方法(ATMの場合)
①ATM画面で、「ご送金」→「口座間のご送金(電信振替)」を選択する
②ATMに「通帳」または「キャッシュカード」を挿入する
③自分の暗証番号を入力する
④送金先の「記号」-「番号」を入力する
⑤送金額を入力する
⑥確認画面で送金先の「口座名義名」と「送金額」を確認する
⑦OKであれば実行する
(送金完了すると、通帳の場合は通帳に記入されます)
5.まとめ
「電信振替」は、オンライン処理され、即時入金されます。
ゆうちょ銀行の通常貯金口座数は、1憶2,000万口座とも言われます。
郵便局は日本全国どこの地域にもありますので、電信振替は、送金の手段として、全国どこに住んでいても便利に使えると思います。