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大安吉日、一粒万倍日、天赦日のトリプル開運日とは?

昨日8月4日(金)は、大安吉日、一粒万倍日、天赦日が重なったトリプル開運日。

ショッピングセンターの宝くじ売り場には長蛇の列ができ、羽生結弦さんや、藤田ニコルさんなど、有名人の結婚入籍の発表も相次ぎました。

ところで、このトリプル開運日は、どの位の頻度で現れるものなのでしょうか?

ちなみに、今年2023年で、この3つの吉日が重なるのは、8月4日だけです。

1.大安吉日

「大安」とは、どのような日なのでしょうか?

「大安」は「大いに安し」という意味で、六曜の中でも最も吉日と言われています。

暦の六曜には、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つがあり、基本的には、この順番で繰り返されます。ただし、旧暦で1日にあたる日は、六曜が定められており、月始めに順番がリセットされます。そのため、旧暦の月替わりには、六曜が飛んだり、同じ六曜が続いたりすることもあります。

具体的には、1月・7月は「先勝」、2月・8月は「友引」、3月・9月は「先負」、4月・10月は「仏滅」、5月・11月は「大安」、6月・12月は「赤口」から始まります。

2.一粒万倍日

「一粒万倍日」は、日本独自の暦にある考え方です。「一粒万倍日」は「種籾一粒から一本の稲ができ、この稲から万倍もの数のお米が獲れる」という言葉の意味からきています。

よって、「一粒万倍日」は「何かを始めるのに最適な日」とされています。

「一粒万倍日」は、およそ6日に1回、1年間だと約60日あります。

3.天赦日

「天赦日」とは、暦の中でも最上とされる日であり、神様が天に昇り、天が全てを赦す日とされています。特に、婚礼には最大の吉日と言われています。

2023年の天赦日は6回ですが、来年2024年は元日から天赦日で、年7回あります。

4.まとめ

最近のカレンダーには、和暦の併記は少なくなっています。

普段気にしなくても、何かを始めようとするときには、案外、気になるものです。

日々是好日。本来、良い日も悪い日もありませんが、それはそれとして、和暦にもどことなく深みがあるように感じます。